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ジュリアに乾杯! (シルエット・ロマンス)
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シングルマザーのジュリアは礼儀作法のレッスンを必要としていた。きちんとした母親であることを示さないと、息子の養育権を奪われてしまうのだ。そこでジュリアは、息子と一緒に町の名門ロバーツ家に住み込み、病気の当主の付き添い看護婦として働くことにした。上流階級の家で暮らせば、きっと礼儀作法が自然に身につくだろう。ほどなく、当主の長男ブロックが帰ってきた。やり手のビジネスマンである彼は、経営不振に陥っている実家の事業を立て直すべく帰郷したのだった。ジュリアはブロックにときめきを覚えるが、そんな自分を叱りつけた。ブロックは大富豪の実業家で、私は元ウェイトレスのしがない女。手の届かない男性に心を奪われてはいけない。
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