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疑われた献身 (ハーレクイン・ロマンス)
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ロシアからこの愛を2
まさか、10年後にこんな形で再会することになるとは。隠し撮りした写真を今も大切に持つほど、憧れていたあの人に。ワシーリー・デミドフとの面接を前に、ローラの思いは千々に乱れた。大丈夫、彼のほうはわたしのことなど知らないのだから。自分にそう言い聞かせて面接に臨んだものの、なぜかワシーリーはローラに異様な敵意を燃やし、次々と悪意に満ちた質問を投げかけてきた。憤然として帰ろうとしたものの、彼には切迫した事情があるらしく、翌日、ローラはワシーリーとともにモンテネグロへと旅立った。現地での厄介な交渉を仕切る個人秘書として、彼とふたりきりで。
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