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砂漠の姫君 (ハーレクイン・ロマンス)
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砂漠の王女ライラは逃げ出した。国を守るために。亡き父王が決めた年寄りの暴君ではなく、次期国王としてよりふさわしいと噂されるシーク、ラズ・アル・ザーキと結婚しなければ、私にも国にも未来はない。彼は噂以上の人物だった。ルックスも人格も、王としての手腕も。国のため、という理由のみで夫婦となったふたりは、掟どおり夜の閨をともにし、ライラは初めて歓びを知った。しだいに芽生えていった夫への愛はしかし、悲しみと裏腹だった。どれだけ情熱的な夜を過ごそうとも、彼女の愛が届くことはない。彼はライラの一族に殺された妻を、いまも強く愛しているのだから。
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