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イタリア富豪と愛の形見 (ハーレクイン・ロマンス 3449)
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フローラは姉夫婦を亡くした痛手から立ち直る暇もなく、その遺児を育てていたが、親代わりは想像以上に大変だった。しかも、引き継いだ姉夫婦の宿泊施設には借金もあった。嵐の夜、フローラは唯一の宿泊客だったイーヴォに、赤ん坊をあやしながら泣いている姿を見られてしまう。そして彼のやさしさに、初めて胸のときめきを経験した。ところが翌朝、イーヴォの正体を知って愕然とする。彼は亡き義兄の裕福な弟で、城と広大な領地を持つ大富豪だった!母になれない私を母にしてくれたこの子と離れたくない。ばかな私。彼の目的は甥だったのに、心を奪われるなんて…。
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