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薔薇の王国へようこそ (ハーレクイン・イマージュ)
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ジェンマはシドニーで女性センターを運営する医師。オーストラリアにやってくる難民の女性や弱い立場の人々に、医療だけでなく、さまざまな支援をおこなっている。ある日、いつも莫大な寄付をしてくれる“謎の寄進者”を迎えた彼女は、相手が仕立てのいいスーツを着こなした三十代の男性なのに驚いた。足元もおぼつかない、金持ちの八十代の老人を想像していたのに…。「シーク・ユセフ・アッケディです」男性が自己紹介する。シーク?砂漠の…ファジャバルという国の…国王ですって?ジェンマはユセフの話を聞きながら、必死で平静を装っていた。だが、彼はさらに思いがけない言葉でジェンマをたじろがせた。「君にファジャバルに来てほしいんだ」。
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