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イエスと言えるまで (ハーレクイン・イマージュ)
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ペイジはさんざんな目に遭ってきた。早産で産んだ双子の一人を亡くし、絶望した夫に去られ、いまは働きながら病弱で耳の不自由な3歳の娘を育てている。仕事と子育てに忙殺され、ペイジはすっかり痩せ細ってしまった。だから、親友ナタリーの結婚式でブライズメイドにあてがわれた、こんなセクシーな赤いドレスを着ていると、なんだか居心地が悪い。もうひとつ、彼女をそわそわさせるものがあった。ナタリーの花婿のいとこで、やはり外科医だという、ヴァレンチノだ。彼は先ほどから、無遠慮なまでに熱い視線をペイジに注いでいる。いかにもプレイボーイ風のイタリア人が、わたしになんの用?訝りながらも、ペイジは胸に甘い疼きが広がるのを感じた。
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