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千と一つの夜を超えて (ハーレクイン・イマージュ)
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医師のアレクサンドラは外国人女性患者に請われ、砂漠の国アル・ジャニーンへの帰国に同行することになった。患者の息子で、王国の次期王位継承者アザムが一行を迎えたが、優秀な医師でもあるという彼は、なぜが鋭い目でアレクサンドラを睨む。敵意を向けられるいわれはないが、彼は西洋人を嫌っているのだという。いたたまれない気持ちで帰国の途につこうとしているところへ、国の山岳地帯で救急を要する事態が発生し、二人は現場へと飛んだ。夜になりテントを立てていると、アザムがとんでもない申し出をした。「この国では、他人同士の男女が同じテントで眠ることは許されない。僕たちは今、形だけでも夫婦の誓いを立てなければー」。
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