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水の都で二度目の恋を (ハーレクイン・イマージュ)
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ホテル・チェーンの社長ベン・ハスケルに見初められ、クロエはまたたく間に熱烈な恋に落ちた。ところが彼女の若い姪がベンに誘惑されたと言いだし、ショックのあまり、真偽も確かめぬままに別れてしまった。3年後、姪の告白に彼女は愕然とする。姪は嘘をついていたのだ。あれ以来訪れることのなかったベンの屋敷に、クロエは駆けつけた。たとえ許されなくても、彼を信じなかったことを謝りたい…。優しく情熱的だったベンは、まるで別人のように冷たかった。姪の罪深い嘘と、クロエの不信が、ベンの愛を憎しみに変えたのだ。クロエは思い知らされた。彼の愛を、永遠に失ったことを。80年代に刊行された貴重な未邦訳作品。ベンの怒りは修復不可能かと思いきや、当時の彼の傷心ぶりを知る唯一の人物、彼の父親がひと肌脱ぐことにより、舞台を水の都ベネチアへ移して、二人の愛の第2幕が始まる。
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