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孤独なレディ (シルエット・ロマンス)
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着ているブランド物の服は、いつも従姉妹からのお下がり。結婚式の招待状が届くたび、お祝いを買うために食事を抜く。名門バンクス・ベイリー家の一員とはいえ、チェシーの毎日はわびしいものだった。一応国務省で働いてはいるが、ほとんど仕事はない。今日もチェシーは、暗い地下オフィスで暇を持てあましていた。そこへ上司からの呼び出しがあった。何か重大な任務かしら?期待に胸を躍らせながらオフィスへ入っていくと、たくましい男に抱き寄せられ、いきなり激しくキスをされた。呆然とするチェシーに向かって、上司が冷ややかに告げたー彼に礼儀作法を教えるのが君の仕事だ、と。
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