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奥様、お手を (ハーレクイン文庫 1040)
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アシュリーは夫の死後、女手一つで幼い息子を育てている。これまで必死にがんばってきたけれど、今日は運の悪いことに、悪質な客が居座ってアシュリーを怒鳴りつけ、暴力沙汰を起こそうとしていた。困ったわ、どうしよう…。「お客様を玄関までお送りしましょうか、マダム?」絶妙のタイミングで颯爽と、執事の佇まいの紳士が現れたのだ。いったい誰?謎のハンサムな紳士ハリーの目の輝きに励まされ、アシュリーの心は瞬時に沸き立った。「ええ、お願い」その日からハリーは彼女の執事となったーその正体を隠したまま。
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