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口づけの行方 (ハーレクインSP文庫 ハーレクインSP文庫 HQSP276)
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幼いときから姉に振りまわされてきたアイヴィは、亡き父の遺産も姉に奪われ、困窮していた。そんな彼女の心の拠りどころは、親友のメリー。ある日メリーが兄と住む家に泊まったアイヴィは、真夜中のバスルームで、スチュアートと鉢合わせてしまう。アイヴィは彼が苦手だった。そばにいると胸が苦しくなるから。彼はアイヴィが姉と同じ奔放で遊び好きだと思いこみ、辛辣な態度で接してくるのだが、なぜかその夜は違った。不可解なまなざしでアイヴィを見つめ、突然、キスをしたのだ。
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