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砂漠の迷宮 (シルエット・ディザイア)
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独身貴族の賭3
甘く秘めやかな空の旅が、彼女を恋の迷宮へ誘った。ライナは許婚のシーク、ダールが訪ねてきたのに驚いた。婚約は二人の父同士が決めたものであり、自立してアメリカで暮らす今、ライナには彼と結婚する気などまるでなかった。十年以上も会わなかったのに、なぜ今ごろ?聞けばダールは、ライナの父が病で伏せっているため、彼女を母国へ連れて帰るという。目的は本当にそれだけかしら?探るようなまなざしでダールを見つめたとたん、熱いおののきがライナの全身を走った。
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