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あなただけを愛してた (ハーレクイン・クラシックス)
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十七歳の春、タラはジェームズ・ハーヴェイに恋をした。ジェームズは親友スーザンの、義理の父親。誰にも言えぬ、叶うはずのない想い。それでも彼のそばにいるだけで、タラは幸せだった。だが淡い初恋は、彼とその妻によって残酷なまでに引き裂かれた。あの日の悲しみは、古傷となって心の奥底に刻み込まれている。そしていま、七年の月日を経てジェームズは再びタラの前に現れた。スーザンに誘われた週末のバカンスに、彼も行くのだという。彼が一緒だなんて聞いてないわ!どうやってこの二日間を乗り切ればいいの…?過去に苦しみながら、必死の思いで築き上げた平穏な日々。そのすべてが音をたてて崩れていくーそんな気がした。
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