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別れの代償 (ハーレクイン・クラシックス)
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コーンウォールの小さな村で画廊を経営するアビーは、三歳になる息子のジョナサンと暮らす毎日に満足していた。ところが彼女の前に、別れた夫ニックが思いがけなく姿を現した。廃村寸前の村をレジャーセンターとして再生させる計画があり、ニックはその計画に融資する会社の社長としてやってきたのだ。アビーの胸に、かつての結婚生活が憤りとともによみがえる。ギリシア人の彼とのあいだには、なかなか子供ができなかった。そのうちニックの態度は冷たくなり、愛人さえいるようだった。裏切られてイギリスに戻ったアビーが妊娠に気づき、報告したとき、彼が表明したのは子供の否認と、離婚の申し立てだった。あれから四年後のいま、ジョナサンを見て自分の子と確信したニックは、償いをしたいからと、アビーに再婚を迫ってきた。もし断れば融資を延期し、村を破産させると脅して。
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