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四つの愛の物語(collection 1(’8)
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クリスマス・ストーリー
『クリスマスの帰郷』-フェイスはニューイングランドの田舎町で人形ショップをきりもりしながら、娘を女手ひとつで育てていた。クリスマス間近のある日、昔の恋人ジェイソンが、なぜフェイスが自分を裏切り他の男と結婚したのか確かめにきた。十年ぶりに再会した恋人に、フェイスは変わらぬ愛情を感じるものの、なかなか心を開こうとしない。『モミの木の下で』-サンフランシスコに住むOLのシェリーは、故郷でクリスマスを過ごそうと、飛行機でシアトルに向かっていた。ところが吹雪のためにポーランドで足止めをくってしまう。そのときシェリーは、機内で一緒だったハンサムだがつんとすましたビジネスマン、スレードから、ふたりで一台のレンタカーを借りようと誘われる。『ヘンリー九世』-ブティック経営、三十五歳のメアリーは、そろそろ結婚を考えて、名門出の礼儀正しい弁護士ケネスとデートを重ねていた。そんなとき友人から大学教授のヘンリーを紹介され、親近感以上のものを感じるが、彼女はケネスとの結婚を望んでいた。ところが、ある日突然ケネスがフランスの令嬢と婚約し、ショックを受ける。『イブの訪問者』-クリスティは両親を事故で失い、伯母のサラと北カリフォルニアの田舎町に住んでいる。クリスマス・イブの夜、クリスティの家のベルが鳴った。ドアを開けると、そこには雪にまみれて震えあがっている男の姿があった。男の名はマット。どうやら事故に遭い、助けを求めに来たらしい。クリスティは、そんな彼を温かく迎え入れるのだが…。
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