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愛は忘れない/プライベート・レッスン (ハーレクイン・リクエスト)
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記憶をなくしたら
サマンサは一年前の事故のせいで記憶をなくした。名前も住所も、どうして事故に巻きこまれたのかも思い出せない。事故を境に別の人生を歩み始めている気がする。いまは職を得て、ホテルのフロント係として客の応対に当たる毎日だ。「きみはぼくの妻だ」ある日、不意にそう言われ、口にした男の顔を見たとたんサマンサは気を失った(『愛は忘れない』)。ある事情から、大邸宅で行われるパーティの席でストリップをすることになったヘイリー。自分を叱咤激励し、大邸宅のドアを開こうとしたとき、庭にいる一人の男性が目に入り、その魅力的な風貌と雰囲気に心引かれた。だめ、この仕事は断ろう。あの人の前では踊れない。だが彼女は部屋に連れ込まれ、男性たちに取り囲まれてしまう。そして逃げようとして頭を打ち、目覚めたときには記憶を失っていた(『プライベート・レッスン』)。突然消え去ってしまった記憶。運命に翻弄されつつも切ない愛をはぐくむ恋人たちの物語。
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