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夜ごとのシーク (ハーレクイン・セレクト)
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砂漠の掟3
外交官の娘、ソレルは中東の国ハラスタンで育った。両親が事故で早世したあとも故国イギリスには戻らず、シークの補佐官だったマリクを後見人として王宮で暮らしてきた。マリクのもとで過ごすうち、やがて彼への尊敬の念は恋心へと変わった。けれども、彼に女として見てもらえたことなど一度もなかった。マリクは決して私の気持ちに応えてくれないんだわ…。つらさに耐えかねたソレルは、帰国する決意を固めた。自由な国で人並みに恋もしたいとマリクに告げると、彼はまるで嫉妬に駆られたように熱烈な瞳で切り返した。「それなら、まず私が手ほどきをしてやろう」。
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