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トワレの小壜 (Mira文庫)
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ある日訪れたフランスの古城で、リズはボルゼンスキー公爵と出会った。鍛えぬかれた見事な体、物憂げな金褐色の瞳。危険な魅力を漂わせる彼に、リズはひと目で恋に落ちた。しかしリズには、決して彼に惹かれてはいけない事情があった。彼女の父親は、公爵が経営する香水メーカーの敵対企業のオーナーなのだ。リズは逃げるようにしてロンドンへ帰るが、みずからの出自を明かせないまま、追いかけてきた公爵のプロポーズを受け入れてしまう。この結婚は、大きな悲劇を生むだろう…。不穏な予感と甘美な愛に、リズの胸はふるえた。
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