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華麗なる幕開き (Mira文庫)
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イブは複雑な気持ちでコルディナ公国を訪れた。長年懇意にしている王家の中で唯一うちとけられないアレクサンダー皇太子に、慈善事業への協力を要請されたのだ。初めて会ったのは7年前の舞踏会。おとぎ話の王子様そのものの彼に心奪われ、一緒に踊れたらと願ったが、庶民の彼女はついぞ相手にされなかった。いま、相変わらず冷たい態度のアレクサンダーを前に、イブは仕事と割り切る決意を固めた。ところが王室を狙う爆破事件により犠牲者が出ると、やりきれない思いを抑え込んだ様子の彼から、そばにいてほしいと告げられ…。
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