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緑の瞳に炎は宿り (Mira文庫)
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ブランスフォード公爵家の長男ロイヤルは父親危篤の報を受け、長らく離れていた生家へ戻った。かつて栄華を誇った公爵家も今や多額の借金で傾き、屋敷はすっかり荒れ果てていた。いまわの際、ロイヤルは父親と固い約束を交わす。家の再建のため、さる令嬢と政略結婚する、と。数日後、顔も知らぬ婚約者を迎えに出たロイヤルは道中、転覆した馬車を見つけ、女性を救出した。優しい顔立ち、ふっくらした唇、澄んだ緑の瞳ーロイヤルはまだ気づいていなかった。彼女に心だけでなく、公爵家の未来までも奪われようとしていることに。
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