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セイレーンの涙 (Mira文庫)
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見えない愛につながれて
ノーラは小説家として岐路に立とうとしていた。今は扇情的なエロティカ作家として成功を掴みかけているが、次は特別なー私的な物語を書きたいのだ。唯一乗り気になってくれた出版社から来たのは、サディスティックな舌を持つ編集者ザック。彼に言葉の鞭で心をえぐられながら、ノーラは物語を紡ぎ始める。やがてその営みは、彼女が抱えるいびつな愛と心の闇を浮かび上がらせていく。普通の恋はできないとわかった、15歳のとき。すべてを教えてくれた昔の恋人。そして今、彼女に無垢な体を捧げようとする美しい少年のことを…。
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