|
|
白き刹那 (MIRA文庫 735)
|
ネバダは父親が遺した小さな事務所を継ぎ、家族の面倒を見ている。この生活が好きだし変えるつもりもない。なのに目を閉じれば思い出してしまう、肌に触れた彼の手、唇の味を…いいえ、巨億の富を持ち、世界が恐れるマッド・ローガンとは、始まるチャンスもないまま終わっているのよ。愛人になれという誘いを拒んでから2カ月、彼からは何の音沙汰もなかった。だが新たな事件が再び二人を引き合わせたとき、ネバダは思い知る。ローガンは手段を選ばない。殺しを厭わないのと同じ非情さで、彼はネバダの愛をむきだしにするのだ。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 外国の小説
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|