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アラビアンナイト (ハーレクイン文庫)
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幼い娘をひとりで育てるレオニーは、アラビア語をいかし、絨毯を販売する仕事で認められつつあった。そんなある日、めずらしくレオニーに急な依頼が入る。通された豪奢な部屋にいると、背の高い男性が姿を現した。かすかに外国訛りのある低い声は、5年前に会ったきりの夫、ドマン国の君主バディールその人のもの。あと1年待てば離婚が成立するのに、今さらどうして…?そのバディールの口から出されたのは、レオニーとの復縁、断れば娘の親権を奪うという容赦のない要求だったー
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