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不死身のバートフス (lettres)
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「ホロコーストをもろに呑み込んだ男」バートフス。いまだにしまい込んだままの恐怖の記憶。妻や娘との交流を拒絶する日常。しかし、彼は格闘している。人間としての尊厳や憐憫の情を失うまいと。彼に光は射すだろうか。削ぎ落とされた文章と、深く沈黙する行間。そこから、ヘブライ語の達人アッペルフェルドの確かなメッセージが伝わる。国際的な賞を数々受賞しながら、日本には初登場である。
小説・エッセイ > 外国の小説
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