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磁力と重力の発見(3(近代の始まり)) 山本義隆(著) みすず書房 - @Books

磁力と重力の発見(3(近代の始まり))

著者山本義隆
出版社みすず書房
発売日2003年05月
サイズ全集・双書
価格3,300 円

近代物理学成立の真のキーは力概念の確立にある。そこから“遠隔力”概念の形成過程を追跡してきた長い旅は、第3巻でようやく近代科学の誕生に立ち会う。霊魂論・物活論の色彩を色濃く帯びたケプラーや、錬金術に耽っていたニュートン。重力理論を作りあげていったのは彼らであり、近代以降に生き残ったのはケプラー、ニュートン、クーロンの法則である。魔術的な遠隔力は数学的法則に捉えられ、合理化された。壮大な前=科学史の終幕である。

科学・技術 > 物理学

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