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哲学とはなにか ジョルジョ・アガンベン(著) みすず書房 - @Books

哲学とはなにか

著者ジョルジョ・アガンベン / 上村忠男
出版社みすず書房
発売日2017年01月24日頃
サイズ単行本
価格4,400 円

本書は「哲学とはなにか」という問いに、「音声」「要請」「言い表しうるもの」「序文」「ムーサ(詩歌女神)たち」をテーマにした五つのテクストをつうじて答えている。人間の言語活動の始原にあるもの、その根本的な構造、音声と言語の差異を追って、考古学的研究と理論的研究が密接にからまりあう。 音声と言葉、音と意味が接触する瞬間を思考と呼ぶなら、詩と哲学は互いのなかに内在している。哲学とは音声を探究し記憶にとどめる行為のことだ。詩が言語を愛し、探究する行為であるのと同じである。 西洋の知は、究極的には、奪い去られた音声、文字への転写を基礎として構築されてきた。これこそは、西洋の知の脆弱な、しかしまた強靭な創建神話である。それらの延長線上に、現実を救うことを放棄して破壊に向かう科学と、もはや挑戦をせず、感性界とのつながりを失った哲学がある。 世界への原初的な開かれは論理的なものではなくて、音楽的なものだ。詩歌女神(ムーサ)たちの住まう場所。よって哲学は今日、音楽の改革としてのみ生じうる。 「哲学者が書いているすべてのことは、書かれていない作品への序文である」──かつて予告した「人間の声」をめぐる構想に、アガンベンは25年をへて取り組んだ。 まえおき 音声の経験 要請の概念について 言い表しうるものとイデアについて 序文を書くことについて 付録 詩歌女神(ムーサ)の至芸ーー音楽と政治 訳者あとがき 文献 人名索引

人文・思想・社会 > 哲学・思想 > 西洋哲学

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