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アラン島 新装版
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百年以上も前のこと、パリで冴えない日々を送っていた文学青年シングは、詩人イェイツにすすめられてアイルランドの西、ゴールウェイ湾のアラン諸島を訪れた。酒場や民家の炉辺で島人たちとの付き合いを深め、古老の語る逸話に引き込まれる。荒海に島カヌーで乗り出し、漕ぎ手たちと生死を共にすることもあった。シングが弾くフィドルで島人が踊ることもある。その暮らしぶりと、おじいの語りを誠実に書き留めた青春紀行文学の古典の、瑞々しい新訳。詩人の弟ジャック・イェイツの挿絵つき。
人文・思想・社会 > 文学 > その他
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