|
|
核燃料サイクルという迷宮
|
著者 | 山本義隆
|
---|
出版社 | みすず書房
|
---|
発売日 | 2024年05月20日頃
|
---|
サイズ | 単行本
|
---|
価格 | 2,860 円
|
---|
核ナショナリズムがもたらしたもの
日本のエネルギー政策の恥部とも言うべき核燃料サイクル事業は、行き場のない放射性廃棄物(核のゴミ)を無用に増やしながら、まったく「サイクル」できないまま、十数兆円以上を注いで存続されてきた。本書は核燃料サイクルの来歴を覗き穴として、エネルギーと軍事にまたがる日本の「核」問題の来し方行く末を見つめ直す。著者はあらゆる側面から、この国の「核エネルギー」政策の誤謬を炙り出している。地震国日本にとって最大のリスク・重荷である原発と決別するための歴史認識の土台、そして、軍事・民生を問わず広く「反核」の意識を統合する論拠が見えてくる労作。
科学・技術 > 工学 > 機械工学
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|