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多文化主義で読む英米文学 (Minerva英米文学ライブラリ-)
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あたらしいイズムによる文学の理解
これまで、人種・民族・セクシュアリティなどにおいてマイノリティとされていた人びとは、「中心」に対する周縁の「他者」として永きにわたり価値を否定され続けてきた。だが、1980年代以降のアメリカで本格化した主流文化の問い直しやマイノリティの可視化などの課題を担う多文化主義の理念は、文学においても、「正典(カノン)」の問い直しやマイノリティ自身による自己の語りの主体化といった形で顕在化してきた。本書は、多文化主義批評の知見から刺激をうけつつ、英米文学の本流も傍流も読みなおしてみようとするものである。
人文・思想・社会 > 文学 > 文学史(外国)
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