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ソクラテスとフィロソフィア
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初期プラトン哲学の展開
プラトン初期対話篇では、主知主義的幸福主義者としてのソクラテスと、正義を重んじる神の使徒としてのソクラテスという、対立的なソクラテス像が描き出されている。それらはどうすれば一つに重なるのか。解決の鍵は「フィロソフィア(愛智)」というソクラテス独自の概念にある。本書は、プラトン初期対話篇の作品群を、この概念を核にして詳細に読み解くことにより、ソクラテスの倫理思想の全体像を整合的に再構成する試みである。
人文・思想・社会 > 哲学・思想 > 西洋哲学
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