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藤原良房・基経 (ミネルヴァ日本評伝選)
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藤氏のはじめて摂政・関白したまう
藤原良房(八〇四〜八七二)・基経(八三六〜八九一)平安時代初期の公卿。藤原冬嗣の次男として生まれた良房は兄の長良を越階して驚異的に昇進し、外戚として権力を掌握、応天門の変を経て人臣初の摂政となる。また、良房の養子となった基経は宇多天皇との間に阿衡事件を起こし、初の関白に就任する。藤原北家による摂関政治の礎を築いた二人の生涯に迫る。
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