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戦後初期日産労使関係史(17) (現代社会政策のフロンティア)
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生産復興路線の挫折と人員体制の転換
本書は、全自日産分会の活動を取り上げ、戦後初期の日産における労使関係や人員体制の展開過程を検証し、日本的雇用慣行の淵源を示す。また、従来の研究で自明視されてきた男性本工主義という認識枠組みからの脱却を目指し、女性労働者の自動車生産の現場からの排除や非正規労働者(臨時工)の登場とその定着過程を検証することで、この時期がその後形成される日本的な人員体制の起点となっていることを明らかにする。
人文・思想・社会 > 社会 > 労働
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