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啓蒙都市ウィーン (世界史リブレット)
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合理的思想と自然科学が波及し、「光の世紀」と呼ばれたヨーロッパの十八世紀。啓蒙主義の伝播が遅れ、真の「近代的改革」の不在がいわれてきたオーストリアでも、新思潮は確実に浸透しつつあった。啓蒙専制君主ヨーゼフ二世による「都市近代化」が人びとに与えたものは、束の間の残像などでは決してない。それは、都市の社会文化を規定する、根底的変革をもたらしたのだ。「光の世紀」が喚起した、これら社会文化史的変容の諸相を探る。
人文・思想・社会 > 歴史 > 世界史
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