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後三条天皇 (日本史リブレット)
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中世の基礎を築いた君主
摂関政治に幕を引き、院政という新しい舞台を用意した後三条天皇。摂政・関白藤原頼通との長い政治闘争にたえぬいた結果、即位。最初に手がけたのは、焼けたままになっていた大内裏と内裏の復興であった。そのためには多大の経済負担が必要であった。それを延久荘園整理令の強行で乗りきり、みずからを荘園領主とくに摂関家の上に位置づけた。天皇の死後、それが天皇家への荘園集積をもたらし、やがて院を最大の荘園領主に押し上げる。
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