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市場・自由・知的財産 (21世紀COE知的財産研究叢書)
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著者 | 田村善之
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出版社 | 有斐閣
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発売日 | 2003年12月
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サイズ | 単行本
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価格 | 5,720 円
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本書の第一論文は、そのほとんどが独占禁止法と民法学に関する叙述で占められているが、競争法という体系観のなかに知的財産法を位置づける私にとっては、市場と法の役割分担という視点を打ち出す本論文は、発想のもっとも基本となる部分に関わるものであるので、本書の冒頭に配置した。第二論文は法学教室に連載されたものである。『知的財産法』では教科書の冒頭に総論を配している関係で、なかなか具体の解釈論に結びつけて総論を解説することができないでいることを補うために執筆したものであり、初学者向けの体裁をとってはいるが、著者の理論の一つの到達点を示すものである。第三論文以下は、それぞれ特許発明の定義や、特許権と独占禁止法との関係、インターネット上の著作権問題など、最近、著者が書き上げたもののなかから、総論に関係の深いものを選んでいる。
科学・技術 > 工学 > その他
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