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塔博士 内藤多仲 (早稲田新書 31)
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その足跡をたどる
関東大震災後、「耐震工学の父」として復興建築を牽引し、戦後は「塔博士」として東京タワーなど数多くの塔の建設に関わった伝説の建築家がいた。その名は、内藤多仲(1886-1970)。早稲田大学教授であった彼は、今日の耐震建築の基礎を作り上げた人物としても知られる。その耐震理論と、内藤が戦前から戦後にかけて手がけたすべての建築物・工作物を、早稲田大学内藤多仲記念館に残された貴重な資料とともに振り返る。
計算尺片手に図面と向き合った内藤の姿勢は、コンピュータ全盛の今日においてもなお輝きを失わない。教育者でもあった彼のレガシーを、未来に引き継ぐ。
まえがき(山田 眞)
第1部 内藤多仲とはどのような人物か
一 耐震構造に取り組んだ経緯
二 米国留学記
三 『架構建築耐震構造論』の発表
四 最初のラジオ塔の建設
五 名古屋テレビ塔と通天閣の建設
六 世界一の高さを目指した東京タワー
七 技術者の範として
第2部 内藤多仲の耐震理論と耐震設計をみる
第一章 耐震工学の礎を築く
一 耐震理論の確立
二 関東大震災後の構造設計の変化
三 米国に及ぼした影響
第二章 耐震構造の父となる
一 震災調査報告
二 耐震構造の新たな枠組
三 福井地震後の憂い「果てしなき震災」
四 新潟地震後の想い「関東大震災を語る」
第三章 実践としての耐震設計
一 実証された耐震理論
二 戦前の主な建築構造設計
三 戦前の主なエンジニアリング構造設計
四 戦後の主な建築構造設計
五 戦後の主なエンジニアリング構造設計
第四章 建築構造の教育と普及
一 技術者のための『建築構造要覧』
二 学生のための「建築構造学」
あとがき(濱本卓司)
参考文献
建築用語解説
新書 > その他 科学・技術 > 建築学 人文・思想・社会 > 歴史 > 伝記(外国)
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