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〈消費者〉の誕生
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著者 | 林 凌
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出版社 | 以文社
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発売日 | 2023年05月16日頃
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サイズ | 単行本
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価格 | 5,060 円
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近代日本における消費者主権の系譜と新自由主義
“消費者”は社会を変えられるのか?戦後消費社会の出現とともに語られる“消費者”は、戦前期からすでに知識人の構想のなかに蠢いていた。戦後の生活協同組合を支える論理を生み出した賀川豊彦・奥むめお・本位田祥男、流通行政の礎を築いた向井鹿松・谷口吉彦・福田敬太郎らの戦前・戦中期の思想=活動に肉薄し、近代日本に通底する社会改良主体/庇護対象としての“消費者”像を掘り起こす。これまで黙殺されてきた/にもかかわらず私たちの生を根底から規定する、消費者主権の思想史。
人文・思想・社会 > 社会 > 生活・消費者
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