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描かれる他者、攪乱される自己 横山佐紀(著) ありな書房 - @Books

描かれる他者、攪乱される自己 (アメリカ美術叢書 III)

著者横山佐紀 / 瀧井直子 / 江崎聡子 / 田中正之 / 小林 剛 / 石井朗
出版社ありな書房
発売日2018年01月09日頃
サイズ単行本
価格4,950 円

アート・表象・アイデンティティ

一四九二年にクリストファー・コロンブスがアメリカ大陸そばのカリブ諸島にあるひとつの島、現在ではサン・サルバドル島と呼ばれる地に到着したとき、彼はそこがインドの近くの島であると信じていた。そのため、そこに暮らす人々は「インディアン(インド人)」と呼ばれることになり、カリブ海域の島々も「西インド諸島」と名づけられた。アメリカの先住民は、「インディアン」と白人に呼ばれることによって「インディアン」となったのである。このときインディアンは白人によって「発明」されたとも言えるであろう。……美術作品などの視覚文化は、他者を典型的な他者の図像(たとえば「凶暴で野蛮なインディアン」)に表現することによって、支配者の思想や価値観の確立や保持のために機能する。だが他方ではまた、表象を変異させていくことによって、その思想や価値観を攪乱することもある。他者とされた人々が主体的に自らを表象するようになったとき、そこにはある種の攪乱が拭いがたくあったはずである。以下の各章では、さまざまな他者が描かれた多様な作品を見ていくことによって、それがどのように自己と他者のイメージをつくりだし、あるいはそれを解体しているのかを解き明かしていく。 プロローグ 「他者」を描くということ  田中正之 第1章 ジョージ・カトリンの「インディアン・ギャラリー」──消えゆく他者と救出する画家の自己成型  横山佐紀 第2章 フレデリック・エドウィン・チャーチのオリエント  瀧井直子 第3章 メアリー・カサットの自画像──シカゴ万博女性館壁画《モダン・ウーマン》に描かれたモダニティと「新しい女」のイメージ第4章 ヘンリー・オサワ・タナー《バンジョーのレッスン》をめぐって──黒人画家による黒人表象  田中正之 第5章 沈黙のリアリズム──エドワード・ホッパーが視たもうひとつの「自己」  小林剛 エピローグ 描かれる「他者」、攪乱される「自己」  田中正之 註 あとがき  田中正之 人名索引

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