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心不全治療への挑戦 (循環器new trendsシリ-ズ)
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ACE阻害薬の登場により交感神経・RA系を中心とする神経体液因子の活性亢進が心筋不全の増悪機序と考えられるようになった。この疾患病態概念の変化は、慢性心不全の治療進歩の歴史の中で極めて大きな意味をもつ。それは、心不全を心臓固有の閉鎖系でとらえるのではなく、臓器パラクライン的に理解する必要性が認識されたからである。本書で取り上げられている運動療法、温熱療法、夜間酸素吸入療法は神経体液因子を抑制するACE阻害薬やβ遮断薬と並んでパラクライン的アプローチであるといえる。
医学・薬学・看護学・歯科学 > 臨床医学内科系 > 心臓
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