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札差市三郎の女房 (ハルキ文庫)
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御留守居役を勤める五千石の旗本・坂東の側室綾乃は、坂東に酷い仕打ちを受けていたが、雪の降るある夜、意を決して家を飛び出した。坂東の手下から追われている途中、偶然助けてくれたのが札差の市三郎であった。しかし、市三郎に匿われた綾乃の平穏な日々は、長くは続かなかった。坂東から市三郎の店に執拗な嫌がらせが始まったのだ…。江戸の金融崩壊を背景に、市井に生きる男と女の心の綾と不屈の闘いを見事に描き切った時代小説の傑作長篇。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行
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