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風の王国(10) (ハルキ文庫)
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九四六年。高元譲を倒すために、大明秀は高氏渤海に潜み、機会を狙っていた。一方、大地を全て血に染めながら進軍する突欲の猖獗軍は、高氏渤海軍を追いつめていた。明秀は息子のチョルモンや安東勇魚とともに、闘いの場へ向かう。それぞれの野望と大義がぶつかりあう中で、死にゆく者と生き残る者。明秀を待ち受ける運命は果たして…?壮大なスケールで描く大長篇伝寄ロマン小説、堂々の完結篇!
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・は行
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