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ほおずき灯し 江戸菓子舗照月堂 (時代小説文庫)
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立秋を迎え、照月堂でも秋ならではの菓子を出し始めた矢先のこと。なつめは、店前の仕事を一人で切り盛りする番頭・太助に、疲労の色が滲んでいることに気づく。そんな折、太助をますます疲れさせる客が現れた。かつて、上野の菓子舗・氷川屋と競い合いをしたときに判定役だった無役の御家人・陶々斉だ。陶々斉は、競い合いの際に久兵衛が作った菓子を食べたいと駄々をこねる。一方、好調だった氷川屋の商いが下り坂となるなか、互いに惹かれ合う氷川屋の職人・菊蔵となつめの関係はー。物語がいよいよ動き出す、大好評シリーズ第六作。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行
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