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しあわせ大根 一膳めし屋丸九(五) (時代小説文庫)
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大晦日。丸九のおかみ・お高を、想い人で、亡き父・九蔵が板長を務めた料釣英の跡取り・作太郎が訪ねてくる。贔屓の客用のおせち重のうち、煮しめの段の中身が消えてしまったのだという。作太郎は、九蔵の味を継ぐお高に、代わりの煮しめを作ってほしいと頭を下げる。でしゃばるようなことはしたくないとお高は尻込みするがー。だしがたっぷり沁み込んだ風呂吹き大根、酢醤油でいただく蟹鍋煮、ほっと温まるあずきの汁粉…。人々の日々を支える一膳めし屋と、高級料亭の矜持がぶつかって、なにやら波乱の予感!?シリーズ第五作。
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