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日雇い浪人生活録(十二)金の穽 (時代小説文庫)
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お側御用取次・田沼意次のもとには、役職を得るための賄賂を持った大名旗本が毎日のようにやって来る。だが、金で役目を買うような輩は愚か者ばかり。しかも役職の席には限りがある。頭を抱える田沼に両替商分銅屋仁左衛門はある策を授けるが、その帰り道には、左馬介相手に「切れ者の田沼も所詮は武家者、金の遣い方には疎い」と嘆いてみせる。そんな折、分銅屋になじみの研ぎ師がやって来る。番頭がさりげなく話を聞くと、近頃は藩士から錆びた刀の研ぎの依頼が多いのだと言い…。大人気シリーズ、第十二作!
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