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食と景観の地域づくり
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小さな活動からネットワークへ
地域の独自の味と風景を、農業漁業の新たな市場創出のための資源と捉え、その継承と活用に取り組む人々を日本各地に訪ね、その熱い思い、連携の広がりを伝えたい。また彼らをどう支えるのか。味の景勝地や原産地呼称保証など国の後押しと、自治体と住民主体の取り組みで、少ない予算で大きな成果をあげた欧州の仕組みから考える。
■第1章 味と風土にこだわる日本の地域活動 【全国ブランドを目指して】 ○上下流の利害対立を乗り越え農業と漁業が手を結ぶ <日本初のオーガニック牛乳とサーモンアクションプラン:北海道網走市・津別町> ○四万十川の恵みと共に暮らす人々の連携 <天空の村の茶畑と伝統の味タカキビモチ:高知県津野町を中心に> 【地域にしっかり根づく】 ○ヨシ原に浮かぶ島の農業を守る <清酒「権座」の酒米づくりと黒豆の生産:滋賀県近江八幡市> ○暮らしを支える湧水がはぐくむ生物多様性 <無農薬の米づくり:滋賀県高島市針江、霜降> ○アブラボテの生息する水田を宝に <棚田の米と有機栽培茶:熊本県山都町> ○信仰の山の裾野で展開する多様で個性的な活動 <食まつり、漁師食堂、塩づくりへのこだわり:長崎県平戸市> 【元気な人が動き始める】○金採掘の歴史を持つ独特の風景と食を結びつける <砂金の村笹川集落の米づくりと酒蔵の挑戦:新潟県佐渡市> ○地域の歴史を語り継ぐ女性たちの地域食堂 <南蛮柿(イチジク)伝来の地のスイーツ:熊本県天草市> ○船から文化的な景観を眺め伝統の味を楽しむ <鮒寿司と川魚の佃煮・文化的景観航路:滋賀県高島市海津、西浜、地内> ■第2章 味の景勝地というアイデアとその多様な展開 ○フランス:原産地統制呼称制度とテロワールに基づく味の景勝地 ○イタリア:文化的な景観の保全制度と生産過程を見せる味の博物館 ○フィンランド:ライフスタイル共鳴する農村居住の推進と食デザイン ■第3章 魅力ある味と風土の地域づくりに向けて ○単なる生産地を味の景勝地へと発展させるために ○食と景観の深い関係を大切にする ○生産者と消費者の間の小さいが多様なネットワークが重要
ビジネス・経済・就職 > 産業 > 農業・畜産業
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