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紅楼夢(太虚幻境の巻)
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物語版
『西遊記』『三国志演義』『水滸伝』なら、日本でもよく知られている物語。これらにくらべ、『紅楼夢』を読んだことのある人は、はるかに少ないはず。しかし、実は、この四点がそろって、中国の「四大奇書」あるいは、「四大古典」という。『紅楼夢』は、日本における『源氏物語』や『平家物語』のような、まさに国民的な古典小説なのだ。原書は一二〇話からなる大長編で、登場人物は九〇〇人を超す。この登場人物の多さと、その関係の複雑さ、貴族社会の生活習慣の煩雑さなどで、『紅楼夢』は他の古典と比べて読みづらいとされてきた。本書は、この超長編物語を現代感覚でアレンジし、翻案したものである。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行
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