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ある北大生の受難
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著者 | 上田誠吉
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出版社 | 花伝社
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発売日 | 2013年04月
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サイズ | 単行本
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価格 | 1,870 円
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国家秘密法の爪痕
日米開戦の1941年12月8日の朝、一人の前途有望な北海道大学の学生が突然、軍機保護法違反で逮捕され、懲役15年の刑に処せられた。北大の英語教師、ハロルド・レーン夫妻に話した旅行談がスパイ行為とされたのだ。戦後釈放されたが、1947年に宮沢弘幸は27歳で死んだ。拷問と網走刑務所の極寒の中で患った結核が青年の命を奪ったのだ…。悲劇はなぜ起こったのか。一審判決などの裁判記録が消えている中で、上田誠吉弁護士の真実究明の旅は執拗に続く…。
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