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シナジ-セラミックス(2)
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機械的、電気的、磁気的、光学的、熱的特性などを少なくとも二つ以上共生・調和させた新しいセラミックス材料-シナジーセラミックス材料-を創製するための材料開発コンセプトとして高次構造制御概念を導入し、平成6年度よりシナジーセラミックス研究プロジェクトがスタートして、10年が経過した。平成11年度よりスタートした第2期においては、第1期で開発した基礎的要素技術を基盤として、エネルギー関連、環境関連への技術波及効果を考慮しつつ、エネルギーの高度利用材料、環境浄化材料、自動車の高性能化材料、産業技術高度化・省資源化材料などの実用化材料の開発研究における明確な開発目標を設定して、5年間にわたるシナジーセラミックス研究プロジェクトを行ってきた。特に実用化部品やモデル部品は、研究成果のデモンストレーションで多大のインパクトを与えているが、しかしながら今後5年、数十年後に本プロジェクトが果たした技術シーズを正確に評価すべき学術的寄与も必要であると考え、学術的レビューを専門書として刊行することになった。
科学・技術 > 工学 > その他
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