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消えた屍体
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死と消失と発見の物語
英国レスターの市営駐車場で見つかったイングランド王リチャード3世の亡骸。世間の関心を集めた「駐車場の王」発見事件をきっかけに書かれた本書は、歴史読み物であり、迷宮入り事件のミステリーでもある。取り上げられたのは死後、その遺体が行方不明になった28人。1955年に遺体が移動中に奪われ、1971年に再発見されたエビータことエバ・ペロンから、完全に所在が解らなくなったクレオパトラや織田信長まで、実に魅力的な人々の物語だ。もしやと思われる場所、あるいは思いもよらない場所から、次に発掘されるのは誰だろう?本書では、名高い(あるいは悪名高い)人物の生涯や最期の場面を紹介し、遺体が消えた理由、後に発見された人物に関しては見つかったいきさつまで、豊富な図版をつけて詳細に語っていく。一体、彼らに何が起きたのか?さあ、歴史の謎を解く旅に出かけよう。
人文・思想・社会 > 歴史 > その他
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