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僕の大統領は黒人だった 上 タナハシ・コーツ(著) 慶應義塾大学出版会 - @Books

僕の大統領は黒人だった 上

著者タナハシ・コーツ / 池田 年穂 / 長岡 真吾 / 矢倉 喬士
出版社慶應義塾大学出版会
発売日2020年11月14日頃
サイズ単行本
価格2,750 円

バラク・オバマとアメリカの8年

本書の原題We Were Eight Years in Power(「われわれは8年間政権の座にあった」)とは、南北戦争後の再建期にサウスカロライナ州でアフリカ系アメリカ人による統治が成果を挙げたことを指して、著名な黒人政治家トマス・ミラーが後の1895年に述べた言葉である。再建期が終わる1877年以降、南部では相次いで有色人種に対する分離政策(ジム・クロウ法)が立法化され、奴隷制度の復活こそなかったものの、黒人への人種差別はふたたび強化される。この差別状況は1964年の公民権法成立以降もなお続いていく。タナハシ・コーツは、そうして現代まで続くアメリカの悪夢を振り払う方法を模索する。アフリカ系アメリカ人が辿った過酷な歴史を踏まえながら、アメリカ初の黒人大統領バラク・オバマと黒人社会が歩んだ8年の軌跡を丁寧に辿り、圧倒的な賛辞を集めた全米ベストセラー。

人文・思想・社会 > 政治

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